生涯未婚率がすごいので提案があります
生涯未婚率男性23%、女性14%
2015年時点で、50歳まで一度も結婚したことがない人がこれだけいたそうだ。
過去最高。
1960年代まで男女ともに生涯未婚率1%台だったというから、この数字だけ見ても結婚や家族の形が変わってきていることを感じざるを得ない。
結婚したくても出来ない、したくないという人が明らかに増えているのである。結婚をしないということは、子どもも増えない。
結婚をしたところで経済的理由で子どもを増やせないという家庭も多い。
独身者が多く、子供が少なく、お年寄りが多い国、日本。
未来の家族の形はどうなっていくのか。
どうなれば理想だろうか。
少なくとも、国の維持発展のために、子どもを増やすことが大切なことは明らかである。
少子化対策に成功したとされ、一つのモデルケースにされている国がある。
フランスだ。
フランスはいい。
オシャレだ。
ご飯も美味しい。
デザートもコーヒーも美味しい。
ギャラリーラファイエットで買い物して街角でコーヒーをすすりたい。
コーヒーをすすっている自分を激写していんすたで世界中に発信したい。
いいねして欲しい。
いいねの反応があるたびにアプリチェックを行いたい。
悦に浸りたい。
オシャレで美味しいコーヒーがギャラリーラファイエットしているかどうかチェックを行いたい。
フランスの子育ての話だ。
フランスでは1932年からの子育て支援に始まり、1946年からN分N乗方式という、子どもが増えたら豊かになりますよという制度ができた。
N分N乗方式は、家族が増えれば増えるほど税金が安くなるので、フランス人は日本人のようにお金がかかるからもう1人産むのは厳しいなどという考えが皆無なのである。
どんどん産み増やすべし。
引かぬ。媚びぬ。顧みぬ。
行くべし。
産み進むべし。
さらに3歳以降の子どもはほぼ100%保育園に行き、そのまま親の手を離れる。
結果親はすぐに働きに出られる。
共働きがしやすい環境が整い、少子化対策が成功した。
さらにフランスにはパックスと呼ばれる結婚に準じた制度がある。
パックス:結婚に準じた制度。法的な婚姻関係はないものの、連帯市民協約として、税などを優遇
これは同性愛者に権利を与えるために作られた法律だそうだ。
ところが、同性愛以外のカップルの中で、パックスとN分N乗方式を利用して結婚せずにどんどん子どもを産む家庭が増えたという。
結婚しなくてもいい
子どもを作ったらお金がもらえる
3人目以降はもっともらえる
サイコウ
3歳からは無料幼稚園に通わせるのでお金がかからない
さあ子どもを預けて恋愛の続きをしよう
計画性も無く、若いカップルがどんどん子どもを産む。親が育児に関わらず、愛情を受けた経験が乏しく育った子どもは、早く自立して親と同じように恋愛至上主義に走る。
というような現象もしばしば起きているそうだ。
そんな弊害もあるようだが、実際に子どもは増えている。
結婚という契約を結ばなくてもである。
パックスのような制度の導入によって、フランスやスウェーデンでは結婚せずに子どもを産む割合が50%を超えているという。
日本の生涯未婚率に話を戻すと、
年代別で5年後に結婚する確率が出ている。国勢調査だ。
30歳
3人に1人
35歳
6人に1人
40歳
11人に1人
男性は年収が上がると未婚率が下がる。男性の気持ちはわかる。年収が上がる見込みもないまま一人でもギリギリの生活で、もう一人分の負担が来るなんて冗談ではない。
サラリーマンの平均年収は400万円。
もっと驚くべき事実がある。
なんと年収300万円以下の人の割合が40%なのだ。
もはや家賃、生活費、必要な支払を終えたら手元には何も残らない。また明日も仕事だ。疲れている。
結婚式400万円!?指輪50万円!?はねむーん?
冗談では、ないのである。
本当は家族が欲しい冗談が嫌いな男性諸君、がんばって一緒に収入アップを目指そう。収入が上がり余裕を伴った心の状態は平穏そのもの。仏陀の見た風景である。
そのためのツールは世の中にいくらでもある。
一方女性は年収が上がると未婚率があがると言われている。
忙しくなる上に、自分より年収の低い男なぞお断りよ、となるというのだ。
本当だろうか。
年収700万円から1000万円の女性については本当である。
ぷらいどが高めである。
しかし、じつは年収1000万円の壁を超えると女性は悟りを開き、自分より年収の低い男性でもOKという境地に達するという。
仕事もこなし、社会からも必要とされつつも男性へ向ける目は仏陀のごとく優しいハイパーウーマン。
日本人の年収と結婚の相関関係は明らかであり、それはデータを見ずともわかるのではないだろうか。
男性も女性も豊かになり将来の見通しが明るくなれば結婚したくなり、家族は増え、子どもも増えるのである。
結婚とはかくあるべきという家族親戚が求める形式にとらわれない、パックスのようなライトな同性婚への移行はひとつの解決策かもしれない。しかしフランスやスウェーデンのような、家族が増えた分生活が楽になるという税制に移行するためには、日本の財務状況では実現ハードルは高い。
よって、どのみち結婚や出産で生活が楽になるというインセンティブは生まれない。
やはり豊かさが大切である。
お金がたりない。チャレンジしよう。
おくまんちょうじゃになれば大丈夫だ。
お金を追い求め鬼の形相でおくまんちょうじゃを目指し仏陀になろう。
お忙しい中恐縮ですが、ご確認の程宜しくお願い申し上げます。