身につけるべきスキルを見つけたので共有いたします
生き抜くのに必要なスキルは常に変化し続けている。
かつて人類は狩猟が主な労働だった。
その時に必要だったスキルは頑強な身体と野生のカンだった。
やがて世界各地で農業が生まれ、移動せず安全に食料を確保することができるようになった。
するとコミュニティの運営が重要になった。
運営に長けたものがリーダーとなり、リーダーシップが重要になってきた。
青銅器の発明により、農作業の効率は上がり、農業に従事するための人口比率が下がり、他の地域との争いに勝つための力が重要になった。軍事力を持つものが権力を強めていった。
やがてより頑強な鉄が発明され、鉄を持つ民族は他の民族を制圧していくことになる。
ここで必要な力も軍事力である。
領土が広ければそれだけ農業生産力もあがり、強国による他国への侵略が進んでいく。
そしてついに人類は大海を渡ることができるようになった。
より広い領土を求めて強国が鉄を持たない海の向こうの国を支配していった。
海の向こうにも戸愚呂弟級のマッチョは世界中にいただろう。
その腕力も敵に届かず、銃やズドン剣でズバッである。
領土が増えれば生産量が増える。
安い労働力を獲得するため奴隷貿易が始まり、大規模農業や工業はますます発展していった。
農業や工場を管理する者と過酷な労働をする者に世界は二分された。
産業革命が起き、生産能力は爆発的に増加した。
大量の貨物の運搬に便利な海や川沿いの町に人々が移住していった。都市が発達していった。
世界の力は強国の国王に集中し、やがて利害関係の一致しない国家同士が、世界を巻き込む戦争を引き起こす。
凄惨な戦争が終わり、権力の集中に警鐘を鳴らした知識人により、世界の国は民主主義へ移行していく。
経済は自由市場に委ねられ、アダムスミスの神の見えざる手によって望んだものが生み出され、手に入るようになっていった。
与えられた作業をするだけの労働は過酷で給料は安い。
作業者を管理するホワイトカラーは待遇も良く、給料も高く安定していた。
とにかくホワイトカラーになれば、単純労働よりも良い仕事につける。皆がそうなれるよう望んだ。
良い大学に行き、大企業に入れば安定した高い給料、保証、老後の安心までもが手に入れられた。
勉強して、教育を受けることが人生を安定させる良い手段だった。物覚えが良く、真面目な労働者を多く世に出すことが即ち国力の増大だった。
地球レベルでの加速度的な経済成長が訪れた。
世の中の仕組みの変化のスピードも同時に加速した。
変化のスピードは安定した企業を一瞬のうちに過去のものにするほどになった。
潰れないはずの大企業が倒産した。
100年かかってコツコツ成長を積み重ねて作り上げた売り上げを、10年で達成する企業が生まれた。
さらにいま、新たな大きな変化の波に乗り、暗号通貨取引所のBINANCEは創業1年も経たず、ドイツ銀行を抜き去り2018年第一四半期利益2億ドルを叩き出した。
これから先に我々を自由にしてくれるスキルを考えよう。
イノベーションを生み出す発想力
変化を感じ、既存勢力の考えにしがみつかず、変化を押し進める側に回る意思と勇気
多くの人の心を動かす情熱
経験と信用
それらを凌駕するさいきょうのパワー
そう、筋トレをしよう。
さいきょうのからだを手に入れよう。
難しそうなそれらを凌駕しよう。
ご査収の程、何卒宜しくお願いいたします。